3/23/2008

本 その4

幼い頃から 紙(印刷物)がとても好きな子でした
色紙や画用紙などはもちろん そこに何か書いてあったら 印刷してあるともっともっと興味をもったみたいです
遥か彼方の記憶にも 字がいつから読めたか解らないけれど 家にあった雑誌や本や新聞を読んでいた(眺めていた)覚えがあります

毎年かならず クリスマスにはサンタさんが 本を届けてくれました
我が家にくるサンタさんのプレゼントは本と決まっていたみたいで
妹の一人は「他にお願いしてるのに どうしていつも本なんだろう」と不満を言ってました
もちろん私は毎年毎年大満足でした

大人になってから 母に聞いたとこによると
【子供は本が好きなんだ とずっと思っていた】と言っていました
そう思われてもしかたがないくらい 私とすぐ下の妹は 家にいる時はほとんど本を読んでた(見ていた)みたいで
「本ばかり見てないの」 といつも怒られていました

3/22/2008

本棚

ベッドの右壁側が 私の部屋の本棚です

お店で使っていた初代のつや消し白の木製です
4Plaにお店を出すとき 札幌中探したもので
家庭用のわりには背が高いのですが(2mぐらいあります)
お店用には棚板の止めが弱く 何度か棚が落ち
丈夫な棚板を別に作くりビス止めした本棚です

この本棚は 私が《読む本》と呼んでいる種類の本を主に並べています
1棚に前後2列 本が収まっています
大雑把に分けて並べてますが 上手くジャンル別に収まらず
探すのに時間がかかってしまうことも時々

30代からは 子育てや仕事で 本を読む時間も限られ
知りたいことへの欲求のまま ノンフィクションの本 優先で読んでいました
あれだけ夢中だった推理小説や時代小説や恋愛小説をここ20年 あまり読んでいないな

3/20/2008

本 その3

古書やさんに どれでも100円というコーナーがあります
これが 大のお気に入りです
一番先にチェックする棚です

ちょっと気になると 迷わず Pick-up
買うのどうしようかな? と迷う必要がない
10冊買っても1000円です 

そして他のコーナー チェック
100円の棚で見つけた本が半額で並んでいるだけで
私って買い物上手 なんて嬉しくなります

3/08/2008

本 その2

同じ本を 時間をおいて もう一度読むってことはほとんどないのですが
Biogを書いていて 前に読んだ本を 紹介のためとか 調べのためとかで
必要な箇所を読み返すつもりが 夢中になって読み続けていることがあります

20年ぐらい前に読んだ【世界の写真家】は まるで初めて読む本のように
新鮮に読でるのに 気がつきました
すっかり内容を忘れているからか と言うとそうではなく

著者
重森弘淹 さん の写真家への敬愛とか お人柄なのか・・・ 
写真の歴史の他に 28人について詳しく書かれているのですが
否定的な文章がないのです
初版が1965年ですので まだまだ 写真の持ってる力が 今とは比べられないのほどの影響力を持っていた時代に書かれた と言うのも大きな理由かもしれませんが・・・

お店番をしている間に この本に取り上げられている写真家について
沢山の文章を読んだり 写真を見たりした頭と
「ああなるほど」とか 「そうだったのか」とか 文と対話しているのです
たぶん 初めて読んでいた時は 情報(知識)が欲しくて読んでいたんだろうな

こんなことに気が付くと いろいろ読み返したい本が思い浮かんで 
長生きしなきゃ読みきれないよ などと
10年前には 感じたりすることもなかった思いが浮かんで
歳をとったんだと感じたりしました

3/01/2008

本は厚くて 大きいのが好きです

帰り道 重いなって感じる その重さが うきうき感が もっともっと 重さと正比例して 増してゆきます

だから 文庫でしか手に入らなくなった本があると すこし悲しい気持ちになりました
だんだん 文庫や新書や薄いかろやかな本が増えて行く時代の流れの中から すっかり取り残されてしまった
狭い住居 TV中心の日常 いろんなたくさん理由があります

本を読まなくなったので 本が売れない だから 本やがなくなる

そうなのかしら ・ ・ ・ ・ ・ って思う

文庫や新書にはないもの
書き手と同じぐらの思いが たとえば 装丁家 や 挿絵家 がの思いが 一冊にこめられた 本の重さ
同じ作品を読んでも その思い(重い) が読者に届く重さ(思さ) のような気がします