3/08/2008

本 その2

同じ本を 時間をおいて もう一度読むってことはほとんどないのですが
Biogを書いていて 前に読んだ本を 紹介のためとか 調べのためとかで
必要な箇所を読み返すつもりが 夢中になって読み続けていることがあります

20年ぐらい前に読んだ【世界の写真家】は まるで初めて読む本のように
新鮮に読でるのに 気がつきました
すっかり内容を忘れているからか と言うとそうではなく

著者
重森弘淹 さん の写真家への敬愛とか お人柄なのか・・・ 
写真の歴史の他に 28人について詳しく書かれているのですが
否定的な文章がないのです
初版が1965年ですので まだまだ 写真の持ってる力が 今とは比べられないのほどの影響力を持っていた時代に書かれた と言うのも大きな理由かもしれませんが・・・

お店番をしている間に この本に取り上げられている写真家について
沢山の文章を読んだり 写真を見たりした頭と
「ああなるほど」とか 「そうだったのか」とか 文と対話しているのです
たぶん 初めて読んでいた時は 情報(知識)が欲しくて読んでいたんだろうな

こんなことに気が付くと いろいろ読み返したい本が思い浮かんで 
長生きしなきゃ読みきれないよ などと
10年前には 感じたりすることもなかった思いが浮かんで
歳をとったんだと感じたりしました